広島のB級グルメに『ホルモン天ぷら』というものがあるのをご存知だろうか。
私は広島駅の呑み屋街『エキニシ』で食べたことがあったので知ってはいたが、ホルモン天ぷらの専門店が集まっているエリアがあるのは知らなかった。広島市西区の福島町、天満町エリアがそうらしい。友人とLINEをしている時にこの話題になり、さっそく行ってみることにした。
看板発見。どうやらこの裏にお店があるようだ。
福島町天満町エリアは食肉加工場があったエリアらしく、このような部位の新鮮な物が手に入りやすかったので、昔からホルモン天ぷらが親しまれていたようだ。
お店も簡単にググっただけでも6店舗ほどあった。グーグルで検索したお店へグーグルマップを見ながら向かう。スマホがないと私はなにもできない。あったとしても大したことはできない。
お店に到着。サンキューグーグル。本当に助かるよ。君が(グーグルマップ)が使えないと私は東京のコンクリートジャングルや大阪の梅田ダンジョンで迷子になること必至。依存度はかなり高いよ。中国へ出張の話があった時(中止になったが)いちばん心配したのはグーグルが使えない国ってんだから、本当もうこれからもよろしく頼むよ。なんの話だったか、そうだホルモン天ぷらだ。さあさあ中に入ろう。
店内は先客でいっぱい。ちょうど入れ替わりでカウンターに座れた。元気なおばちゃん店員にホルモン天ぷら初心者なのを告げ、天ぷらにつけるタレを作ってもらった。酢醤油に粉唐辛子を入れたものだ。このタレ本当に美味しかったから家で再現したい。餃子にも合いそう。
見た目より辛くない。たくさん入れてもいいけどタレを吸ってしまうんで入れすぎ注意とのこと。
「この粉唐辛子と一味って材料一緒なんかな?」と友人が何度も私に聞いてきたが知らんしめんどくさかったので無視した。店員さんに聞けって。
来た!ホルモン天ぷら。このお店ではカットして提供されるらしい。まな板でセルフカットして食べるスタイルを期待してたので親切なんだけど「まな板のセルフカットしたいな…あの絵が欲しいな…」という気持ちになって「ブログに染まってんな俺…」と思った。
正直なんの肉か分かんない状態で食べてる。ホルモン特有の歯ごたえが心地良い。ぐにぐに…ごりごり…。今、俺は肉を食っている。喰っているぞ…ふへへ…。粉唐辛子のタレがサッパリしていて何個でもいける。おいしい。この味のガムあったら欲しい。
『ホルモンうどん』を注文。これも人気メニュー。さっぱりスープながらホルモンから出る旨味がなんとも絶妙でうんたらかんたら…とにかく美味いのよ。二日酔いの後日とか食べたい感じ。伝わる?伝われこの感じ。
次のお店へ移動。1軒目も大変美味しゅうございました…が、しかし!セルフカットしたいので…移動するのだ。俺はブログに染まった遊牧民さ。
2軒目はこちら。まな板でセルフカットできることはグーグルで調査済み。だったらさっきやっておけよって話はナシで。
カウンター席の前にホルモンの説明が。寝て起きた時、枕元にあったら声出しそうなビジュアルの部位ばかりだが、人類はそれを乗り越えて『おいしい』を探求したんだと思う。私もそれに続きたい。もちろんあなたにも続いて欲しい。
これを忘れてはいけない。粉唐辛子はホルモン天ぷらにマストアイテムだ。どうでもいいけどこれでアリの巣観察したい。ぜったい見やすいと思う。
器を真紅に染めて待つ…
一人ずつに用意されるまな板と良く切れそうな包丁。これよこれ!
ホルモン天ぷら。よう!お前らカットされてないじゃないか。そうかそうか私が切ってやろう(茶番)
サクッ…サクッ…。心地良いカット音が店内に響…そこまで言うとウソになっちゃう。ひとくちサイズに切って食べる。うんうん、これがしたかったんだよ。うまい!お腹も心も撮れ高も満足だ。
マジで美味しかった。広島に来たときは食べてみてください。
お土産に『せんじがら』(豚のホルモンをカリカリになるまで揚げて塩で味付けしたもの)も買った。


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